失敗しない!えきねっと事前受付のメリット・注意点・裏ワザまとめ

新幹線

えきねっとの事前受付って、本当に便利なの?そんな疑問にお答えします。

この機能を使えば、発売前に予約を申し込んでおけるので、混雑する人気列車でも座席が取りやすくなります。
とはいえ、メリットだけじゃなくデメリットや注意点もあるんですよね。

この記事では、えきねっと事前受付の使い方から、成功させるためのコツ、失敗したときの対処法まで徹底解説。
読み終わる頃には、あなたもスムーズに予約できるようになっていますよ。

えきねっと事前受付の使い方と基本ルール

事前受付とは

えきねっとの「事前受付」とは、指定席などの乗車券を、実際の販売が始まる前に申し込んでおくことができる機能です。

これはとくに人気の新幹線や繁忙期の列車を予約したいときに便利で、発売日当日にアクセスが集中しても、自動で申込みを進めてくれるんです。

仕組みとしては、JRの乗車券が発売されるのは「乗車日1か月前の午前10時」ですが、それより前にえきねっとで申し込んでおくと、発売日当日の午前10時に自動でシステムが申込みを実行してくれます。

たとえば、12月29日に乗車したい場合、11月29日の午前10時に自動で処理がかかる、というわけですね。

通常予約だと「争奪戦」に勝たないと取れないことも多いですが、事前受付を使えばそれを回避できる可能性が高まりますよ。

予約可能な列車

事前受付が可能なのは、JR東日本をはじめとした一部の新幹線や特急列車です。

対象となるのは、たとえば東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線などの定期運行している列車が中心になります。

ただし、全ての列車が対象というわけではありません。

団体列車や臨時便などは、事前受付に対応していないケースもありますので、申込み前に確認するのが安心です。

特に、年末年始・お盆・GWなどの繁忙期は人気列車の事前受付が集中するため、対象外になることもありますよ。

一度えきねっとで「予約検索」してみると、対象かどうかがすぐにわかる仕組みになっています。

受付可能な時間帯

事前受付の申し込みは乗車日の1か月前のさらに7日前から、つまり「乗車日-1か月-7日」の午前5時30分からスタートします。

受付は24時間可能で、締切は「乗車日1か月前の午前9時54分まで」となっています。

この6分間(9時54分〜10時00分)は処理時間帯となるので、ギリギリで申し込もうとすると受付されないリスクもあるんですよ。

できれば、前日までに済ませておくのがおすすめですね。

この時間帯をうっかりミスしないために、スマホのリマインダー機能などを活用すると便利です。

受付完了後の流れ

事前受付を済ませると、えきねっと側で自動的に申し込みが実行されます。

申込結果は、通常10時15分ごろにメールで届きます。

予約完了」のメールが来た場合は無事に取れていて、「満席で予約できなかった」という内容のときは、落選となります。

このあたりは抽選ではなく、先着順の仕組みです。

なお、落選しても自動的に通常予約へ切り替わるわけではないので、結果を確認した上で再度手動予約する必要があります。

このタイミングで慌てないよう、発売日当日は結果をすぐチェックできるようにしておきましょう。

えきねっと事前受付のメリット5つ

発売初日の予約に強い

えきねっとの事前受付を使う最大のメリットは、なんといっても発売初日の「10時打ち」を自動でやってくれることです。

多くの人が10時ピッタリを狙ってアクセスする中で、機械的に自動実行されるため、手動で申し込むよりも有利に働くことが多いです。

特に繁忙期の指定席や人気列車などは、数分以内に埋まってしまうこともありますよね。

そうした中で、予約開始前に申し込んでおける事前受付は、大きなアドバンテージになります。

座席の確保率が大幅にアップしますよ。

自動で申込が完了

通常予約では、発売開始時刻に合わせて手動で操作する必要があります。

でも、事前受付を使えば、申し込みさえしておけばあとは自動でシステムが動いてくれます。

通勤時間中や仕事中など、10時にスマホやパソコンを操作できない人にとっても、非常にありがたい仕組みですよね。

一度申し込んでしまえば、自動的に処理されるので、手間もストレスも少なくて済みます。

普段忙しくて時間が取りづらい人にぴったりです。

座席希望も設定可能

事前受付では、「窓側希望」「通路側希望」「2人並び希望」などの細かな座席希望も設定することができます。

もちろん、必ずしもその通りに取れるとは限りませんが、可能な範囲で反映してくれるのがポイントです。

「隣同士で座りたい」とか「進行方向に向かって右側に座りたい」といった希望も、ある程度実現できる可能性があります。

希望をきちんと登録しておけば、より快適な移動が実現しますね。

他の予約と並行できる

事前受付を出していても、それが確定するまでは他の通常予約と干渉しません

そのため、万が一希望通りの事前受付が取れなかった場合に備えて、他の便を通常予約で確保しておくこともできます。

この「並行作戦」が可能というのは、実はかなり大きなメリットなんです。

確実に座席を確保したい場合や、どうしてもこの時間帯で行きたいというニーズがあるなら、ぜひこの使い方も検討してみてください。

スマホで完結できる

えきねっとの事前受付は、スマホ1台で申し込みから確認まで全部完結できます。

アプリも使いやすく、予約状況や受付結果もすぐに確認できるのがありがたいですね。

パソコンがない方でも問題なく操作できますし、外出先でもスムーズに手続きができます。

操作も難しくないので、慣れていない方でも安心して利用できるでしょう。

事前受付のデメリットと注意点4つ

必ずしも取れるとは限らない

事前受付を利用したからといって、必ず希望の列車や座席が取れるわけではありません。

あくまで「発売と同時に申込を実行する」という仕組みなので、人気の高い列車や区間では、事前受付でも落選してしまう可能性があります。

とくに年末年始やお盆など、予約が集中するタイミングでは、受付開始の瞬間でも席が取れないことがあるんです。

事前受付=確実に取れる」と勘違いしていると、当日に慌ててしまうかもしれません。

希望の便がダメだったときのバックアッププランも、事前に考えておくことが大切ですね。

座席位置が指定しにくい

事前受付では「窓側」や「通路側」などの基本的な希望は出せますが、細かな座席位置の指定まではできません。

たとえば「2号車の9番A席」といったピンポイントでの指定は不可能です。

そのため、「絶対にこの席がいい!」という強い希望がある人には、少し物足りないかもしれません。

また、2人並びの希望などもシステムの判断に任されるため、並び席が取れないこともあります。

座席にこだわりがある人は、事前受付後に結果を確認して、満足できなければ再度通常予約にトライするのもアリですよ。

予約変更に制限がある

事前受付で予約が確定したあとは、変更には注意が必要です。

たとえば、「もう少し早い時間の列車に変えたい」「日程を1日ずらしたい」と思っても、簡単に変更できるとは限りません。

変更の内容によっては、一度キャンセルして再予約が必要になる場合もあります。

このとき、キャンセル料が発生する可能性もあるので、最初の申し込み時点で「本当にこの日程でいいのか?」をしっかり考えておくことが大切です。

気軽に申し込める反面、決定後の変更に制限がある点は見落としがちなので注意しましょう。

直前のキャンセルは不可

事前受付によって予約が成立すると、原則として「そのまま確定」になります。

通常予約であれば、発車時刻前まで自由にキャンセルできるケースもありますが、事前受付の場合は発券前であっても、特定のタイミングを過ぎるとキャンセル不可になることもあります。

特に発券を伴う決済処理が自動で行われたあとだと、払い戻しや変更にも手間がかかることがあるんです。

そのため、「とりあえず申し込んでおくか」という軽い気持ちではなく、しっかり予定を固めたうえで事前受付を利用するようにしましょう。

えきねっと事前受付を確実に成功させるコツ5選

会員登録は事前に

えきねっとを使うには、まず会員登録が必要です。

しかし、いざ事前受付をしようと思ったときに「ログインできない」「登録が間に合わない」となると、チャンスを逃してしまいます。

そのため、利用する可能性があるなら早めにアカウントを作成しておくのがベストです。

登録自体は無料で、メールアドレスと基本情報を入力すればすぐに完了します。

また、ログイン情報も忘れずにメモしておくと、当日慌てなくて済みますよ。

受付開始時間を確認

事前受付は「乗車日の1か月前の午前10時」のさらに7日前、午前5時30分からスタートします。

この時間を正確に把握しておくことで、申し込み忘れを防げます。

例えば「8月15日乗車なら、7月8日の午前5時30分から受付可能」といった具合です。

また、締切は乗車1か月前の午前9時54分までなので、ギリギリの申し込みは避けたほうが安心です。

カレンダーやスマホのリマインダーを活用して、忘れずに準備しておきましょう。

第一希望を明確に

申し込みの際には、「どの列車」「どの時間帯」「どんな座席」が希望かをできるだけ具体的に入力しておくと成功率が上がります。

たとえば「窓側希望」だけでなく「東京発9時〜10時台のはやぶさ」といった指定があると、システム側もスムーズに処理しやすくなります。

第一希望にこだわりがあるなら、それをしっかり書き込むことが重要です。

なんとなくで申し込むと、思わぬ便に割り当てられることもあるので要注意ですよ。

通信環境を整える

受付時間に申込を完了させるには、安定したインターネット接続が欠かせません。

特にスマホから操作する場合、Wi-Fiが不安定だと画面が固まったり、申込み処理が失敗してしまうこともあります。

自宅のネット環境や使用する端末の調子を事前に確認しておきましょう。

また、ログインセッションが切れないよう、申込直前に再ログインしておくのも有効です。

ちょっとした準備で大きく結果が変わります。

通知設定を活用

えきねっとでは、事前受付の結果をメールで通知してくれますが、この通知を見逃さないようにすることも大事です。

メールの受信設定で「迷惑メールに振り分けられないようにする」「プッシュ通知をオンにする」など、すぐ気づける仕組みを整えておきましょう。

特にスマホユーザーは、専用アプリを入れておくと通知が見やすくなります。

せっかく予約できても見逃していたら本末転倒ですから、通知設定は念入りにしておきたいですね。

事前受付ができない時の対処法4つ

サーバー混雑を避ける

事前受付開始直後や受付締切間際には、アクセスが集中してサーバーが混雑することがあります。

特に午前10時前後はアクセスが殺到し、ページが開けなかったり、処理が途中で止まることも珍しくありません。

このような混雑を避けるためには、なるべく早朝や深夜などアクセスが落ち着いている時間帯に申し込みを行うのがおすすめです。

また、少し時間をずらして再アクセスするだけでも正常に処理できるケースがありますよ。

焦らず、落ち着いて操作するのがコツです。

ログイン不具合の対処

えきねっとにログインできないというトラブルも意外とよくあります。

これは、パスワードを忘れたり、ブラウザのキャッシュが影響しているケースが多いです。

まずは一度ログアウトしてから再ログインを試みて、それでもダメな場合は「パスワード再設定」をしてみましょう。

スマホのアプリではなく、パソコンからログインすると解決することもあります。

事前受付の申込前に、ログイン状態やパスワードの確認をしておくのが安心です。

対象外列車を確認する

実は、すべての列車が事前受付の対象になっているわけではありません。

団体列車、イベント列車、特定の臨時列車などは対象外となっており、申し込み自体ができない仕組みになっています。

また、一部の区間においては、えきねっとから予約できないエリアもあるんです。

「なぜか申し込みできない…」と困ったときは、列車が事前受付の対象かどうかをまず確認してみましょう。

公式サイトの案内ページや、列車名で検索すれば情報が見つかるはずです。

ブラウザの設定を見直す

申込ボタンを押しても先に進まない、画面が真っ白になる、といった現象は、ブラウザの設定が影響している場合があります。

たとえば、JavaScriptが無効になっていたり、Cookieの制限が厳しすぎると、えきねっとのシステムが正しく動作しないことがあるんです。

一度「設定をデフォルトに戻す」「別のブラウザで試してみる」などの方法をとってみましょう。

それでも改善しない場合は、スマホアプリに切り替えるのも一つの方法です。

通常予約と何が違う?えきねっと事前受付の比較

申し込みタイミング

通常予約の場合は、発売日当日の午前10時を過ぎてから、自分で操作して予約を行います。

それに対して事前受付は、事前に申込内容を登録しておき、発売と同時にシステムが自動で申し込みを行ってくれます。

この違いが結果に大きく影響します。

人気列車では「10時00分の数秒後には満席」なんてこともあるので、タイミングで勝負が決まるんですよね。

手動での予約よりも、機械任せにした方が確率が高くなるのが事前受付の強みです。

キャンセル料の違い

キャンセル料の発生タイミングも異なります。

通常予約の場合は、乗車日の2日前まではキャンセル料がかからないことが多いですが、事前受付では申し込み完了後すぐにキャンセル料が発生するケースもあります。

とくに、事前受付の結果が「即時確定」になるタイプの場合、うっかりキャンセルしようとすると料金が発生してしまうので要注意です。

このあたりのルールはえきねっとの案内ページをしっかり読んでおくと安心ですよ。

希望通りの予約成功率

体感的にですが、事前受付を活用することで予約成功率は確実に上がります

とくに人気の「はやぶさ」「かがやき」などは、通常予約ではほぼ取れないという声も多いです。

逆に、空いている時期や空いている列車なら、どちらで申し込んでも問題ないこともあります。

ですが、「どうしてもこの列車に乗りたい!」という強い希望がある場合は、事前受付が有利です。

特に繁忙期は必須レベルですね。

利用者の体感的な違い

実際に使ってみると、事前受付の方が「気持ちが楽」という意見も多いです。

通常予約だと、発売開始に合わせてログインして、すぐに入力して、失敗して…とバタバタしますよね。

一方で、事前受付は前もって申し込みを済ませておけば、当日は結果を待つだけ。

たとえ取れなかったとしても、「やることはやった」という納得感があるのが特徴です。

この精神的な安心感も、見逃せない違いです。

まとめ

えきねっと事前受付は、新幹線や特急の予約争奪戦を避けるための強い味方です。発売前から申込みができることで、人気列車の指定席も取りやすくなり、操作もスマホひとつで完結します。

ただし、座席の細かい指定ができなかったり、必ず取れる保証がない点には注意が必要です。
また、事前に会員登録やログイン確認を済ませておくなど、ちょっとした準備が成功率を大きく左右します。

もしエラーが出たり申し込みができない場合でも、冷静に対処すればほとんどのケースは解決可能です。

通常予約との違いも理解して、目的やタイミングに応じて使い分けると、さらに賢く予約ができるようになりますよ。

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